まぬけ [おもひで]
北海道でスノーシューを借りた時に思い出した事があった。
コレ
ストックにまつわる話。
20年も前の事。
スキー初心者だった私が道具一式を買って、その道具を持って初めてスキーに行った。
周りに誰もスキーの上手な人が居なかったので何も分からず全然上達しない。
板はおろか、ストックもまともに使えない始末。
何時間かした時、偶然リフトで隣に座ったオッチャンと雑談していると会話が途切れて
しまったのでネタ振りに朝から思っていた事を口にした。
「今日はアイスバーンでストックも刺さりませんね~」
オッチャンはこう言った 「いや、雪の固さは普通でぇ~」
さらにオッチャンは半笑いでこう言った 「兄ちゃん、あんたのストック見てみ~やぁ」と・・・
見るとこんなになっていた。
ストックってキャップがあんの~!?(゚◇゚;)
スキー初心者の私はストックの先っぽには安全の為にキャップがしてある事を知らなかった。
このキャップを付けたまま数時間もスキーをしていたとは・・・
バカ丸出し。
オッチャンとの会話は完全に途切れ、リフト降り場到着まで気まずい時間が流れた。
余談
急須を買ったら注ぎ口に「欠け防止用」にビニール製のキャップが付いている。
本来はこれを取って使うのですが、お年寄りの中には何年もこのキャップが付いた状態で
使っていて、これが茶渋で汚くなったとか、無くしてしまったとかで買いにくる人がいるそう。
店でキャップの機能の真実を知って愕然とする人多数。
実はウチの親もキャップを付けたままの急須を10年以上も使ってました。
キャップ=外すもの
学習しました。
チャンス到来・・・が逸す [おもひで]
もう20年も前のハナシ。
まだ付き合う前の(後の)彼女と京都に旅行に行った。
その時はバス旅行で片道7時間もかかり、時間を潰すのに音楽を聞いていたが 一つのウオ
ークマンのコードを分岐させて同じカセットを二人で聞いていた。
二人のブームはBARBEE BOYS
京都の旅館では同じ部屋で寝たが、その時は彼女には手を出さなかった。
2時間くらいして彼女の方からこっちの布団に入ってきた。
その時はチューだけ。
ジリジリと時間が過ぎて お互い不眠のままで夜が明けた。
後に この時の事は笑い話になった。
いつ迄たっても「自分から付き合ってくれ」とか「今晩どう?」とかは言えんなぁ。
コッチのチャンスは掃いて捨てる程に潰してきた人生。
俺と波動砲 [おもひで]
今でもよく目にするスーパーの店員がやる商品のCMだ。(ある意味サブイ)
私がやったのは元気ハツラツ某清涼飲料だった。
撮影は店休日に売り場で行われた。
部下のパートさんと二人で出演する事になった。
撮影隊が仰々しい機材をセッテイングしている間、パートさんは緊張の為か小刻み
に震えていた。
業界で使う「バミり(立ち位置を示すテープ)」を体験した。
セリフは「元気ハツラツ!◯◯ロ◯ンC!」と叫びながら商品を突き出すだけ。
何故か心の中で「ありゃ?ファイトー!イッパーツ!とどっちかいな?」と迷う。
こっちの方なら崖を飛び越えたりせなアカン。
ロケもアリゾナあたりだろう。
1テイク目はパートさんがガチガチでNGが出た。
2テイク目でOKが出た。
ま、やっつけ仕事だろう。
このCMは16時から17時の時間帯に放映されたようだが 私は見た事がない。
ただ、同僚に「見たよ見たよ」と言われたり売り場に居るとお客さんがヒソヒソと「あ、
あの人テレビで#%=$*・・・」と言われたので確かにO.Aはされたようだ。
何故だか男の私が当時この商品のCMに出ていたキムタクのポスターを山程貰った。
家に持って帰るとオカンが狂喜乱舞してその中の1枚をパネル仕立てして壁に貼った。
それを見た親父は「こいつが(お前を)食わせてくれるんか。」と嫌味をこぼしたのを思
い出した。
大量のポスターはご近所のマダムに配布したらしい。
余談だが売り場に超大判のキムタクポスター(150cmX100cm)が飾ってあったが、
ある日遠くからそのポスターの方を見ると出口の方へかなりのスピードでキムさんが
移動していたのを見た。
急いで追いかけるも もうその姿を発見する事が出来なかった。
盗難だ。
おそらくは熱狂的ファンが車で待機させたツレと連携して持ち去ったのだろう。
誘拐もしくは銀行強盗の手口か・・・。
この人を探してます。
今でも実家の壁に飾ってある。
(^_^;)
ざわざわした話 3 [おもひで]
高校の卒業式での話。
生徒会長のFが答辞を読んでいた時こう言った。
「人気(にんき)の無かった裏校舎・・・(以下覚えていないので省略)」
卒業生・在校生・PTA一同 「ざわざわ・ざわざわ」
一同が心の中でつっこむ。
それ「人気(ひとけ)の無かった裏校舎」だろ。
Fは自分で答辞の文面を考えていなかった事実を露呈。
このFという同級生はとても地味で、誰もやりたくなかった生徒会長を無理矢理に立候補させられ
て無投票で当選するという あまり聞いた事のないタイプの就任方法でなった生徒会長だった。
まぁ、生徒会長をやっていたという事実は就職の時に有利に働いたんじゃないかな~。
ざわざわした話 2 [おもひで]
政治経済のスケミ先生(仮名)がこう言った。
おまえ達のような時にちゃんとしておかないとイカン。
「鉄は赤いうちに打て! と言うだろ」
生徒達 「ざわざわ・ざわざわ」
その授業が終わって休憩時間中にみんなが話した。
「アレって赤いうちじゃなくて熱いうち じゃない?」
中には「いや、赤いで間違いない」というヤツもいて大混乱。
結局、確信が持てない者が多くなって「熱い派」と「赤い派」が半々に分かれるという自体になった。
「熱い」ですやん。
この先生は後に校長の地位にまで出世したとの事だ。
冷めた鉄は冷たい。
ざわざわした話 1 [おもひで]
もう25年以上も前の高校一年生の時の話。
英語の先生 チカオ君(仮名)がこういう話をした。
君達、何故アメリカの通貨「ドル」を「ダラーズ」っていうのにイギリスの「ペニー」は複数形にならないか知っとるケ?
と質問した。
うちのクラスは男子13人・女子32人という構成だった。
「ざわざわ・ざわざわ」とした教室。
女子とか耳年増の者から「ハッ!」と気付いて赤面していった。
暫くはチカオ君は女子の間では軽く無視されていたようだが、こういう質問をする人だけあって そんな事など気付いていない風だった。
「セクハラ」とか「ユーロ」という言葉など世間にはなかった時代の話。
考えてみれば 1ドル=100セントで1ポンド=100ペンスなんで 色んな意味でセクハラ度は高い誘導質問だな。
2010年なら こういう教師の冗談も教育委員会から何らかのペナルティが課せられそうな気が・・・。
ばくだん岩 [おもひで]
うちの扶養家族
2年経つのに全く成長する気がないようだ・・・
ヤツが入っているのは母の作った陶器の容れモン
まるでゲゲゲの親父みたいな佇まい。
話は変わるが母が行っている陶芸教室には「焼き」の時に土の練りこみが足ら
ない為に毎回作った作品を爆発させるWさんという人がいるらしい。
運悪く焼きの時にWさんのそばに置かれた人は爆発に巻き込まれてしまい、ど
んな良い作品も自爆テロの標的になって「おじゃん」になると母が嘆いていた。
私はこの行為を「メガンテ」とか「ばくだん岩」とか心の中で呼んでいる。
ドラクエ世代の人だけ分かって下さい。
私のカラオケレパートリーの得意のひとつ。
最後のフレーズの熱唱が気持ちいい。
昔、宮沢りえが某社のポテトチップスのCMで出ていた気がする。(違うかも)
透明でいて期待感のあった時代 [おもひで]
この歌を聞くと 日本が期待感を持ってまだまだこれからに向かって上昇していた時代を思い出す。
たかが20年くらいでこんなに混沌とした世界になるとは思いもよらなんだ・・・
カルロス・トシキの歌声ってどこまでも透明で胸のすく歌声だ。
何もかもが便利になった事が人間の幸せに直結しているのか?
IT・PC・携帯電話の無かった時代の方が人は幸せじゃなかったのか?
便利になった事で失ったモノの方が大き過ぎでは?
世の中は間違った方向に進んでいる。
一種、異様に幸せだった80’S
思い出の中の80’S