バッグと諸々 [革細工]
数年前に旭川で買った赤い大判の革があった。
オーダーを受けたんでカバンを作った。
残りがそんなに無いのでパーツ
の切り出しがムズい。
今回は裏地も付ける。
なんやかんやで完成。
A4の雑誌が入るサイズ感。
ベルトも本人の希望の長さで作る。
きっちりと作ったんで一生モノでしょ
うな。
ベルトはちょいと凝った感じに
した。
裏地はサテン系の生地。
生涯保証(笑)
前の記事で作ったコインケースが
ポケットに入れると意外と邪魔に
なるのでコインケースホルダーを
作ってみた。
ベルトに通す仕組みですわ。
蛇革が余っていたので使い切る。
裏はこんな感じで。
更に蛇の端材を限界まで使い切る。
キーホルダーをセットで作った。
ええ感じのコンチョの在庫が無か
ったのが残念。
裏
これで当分はホンマに革はやらん。
バイカーズウォレットを作る [革細工]
昨年から作ろう作ろうと思っていた革財布がやっと完成した。
この中途半端な組み立て状態で
北海道に湯治に持って行って
暇な時に作ろうとして、そのま
まで持って帰ったという。
一番外側の革をワニ革にしたかっ
たのでその素材を探していたが見
つからないまま。
このままだと一生放置プレイになる
のでスタンダードなスタイルでサク
ッと完成させる事にした。
外縁は今回はラウンドステッチでか
がる。
これは一番革の消費量が多い。
特に見た目の印象も薄い作品
が出来た。
まぁ、ええ歳なんでゴテゴテ
したものよりもいいかと自分
に納得させる。
隠しカードポケットなどを
作った。(画像じゃ見えん
けど)
一応そこそこの収納力はある
仕様。
広島って財布用の黒いエエ革
が売ってない。
ハギレで作るので硬さが足り
ないわ。
耐久性はどれくらいのもんか?
小銭入れは別に作った。
もう暫くは革細工は休止する
予定。
こんな初期投資がかかる趣味
も珍しいわ。
革の在庫がよ~けあるのう・・・
どーしよ。 (~_~;)
編み込みバッグを作る [革細工]
もう二度と作らない!
とそんな気にさせるバッグを作った。
最初は簡単に出来るものと高を括っていたが、作り始めるとこれがまた
調整が面倒で面倒で。
まずは革を幅15mmのテープ状に
切り出すところから始まる。
これをもう一組切り出す。
あー、これだけでも面倒。
こんな感じで交互に編む。
これ自体は単純なのだが、この赤い方の
革がやたらと柔らかいので直線に揃わない。
この帳尻合わせの作業にやたらと時間が
かかる。
何とか合わせる。
簡単そうで面倒くさい。
真ん中にファスナーを縫い込む。
このファスナー脇の赤い革を縫うのが
また大変な作業だ。
赤い革は柔らかいのでヨレるヨレる。
指を掛けれるようにループを作る。
裏地を貼って裏面から縫って裏返すと
ハイ、出来た!
って簡単に書いたが ひと月以上
掛かった(笑)
ファスナーの引き手は革で作り直した。
今回のバッグはサテン系生地で裏地を貼っ
てみた。
おそらく一生モノになるであろう丈夫さが
ある。
底
めちゃ丈夫。
革は二重になっているので重いが頑丈。
でも二度と作らん!
手間の割にパッとせんし・・・
ショルダーホルスターを作る [革細工]
前々から作ってみたかったものにショルダーホルスターがある。
こういうものは刑事モノの映画やゲームのキャラクターなどで
しか見た事がなく、実物を目にした記憶は全く無い。
なので作るにしても構造がどうなっておるのか大体の見当しか
つかない。
困ったのはこういうのは衣服のよう
に自分の身体のサイズに合わさない
とイカンという事。
しかもアシスタントなど居ないので
要となる肝心な背面部分を自分で見
る事が出来ないので製作が困難だ。
今回は珍しく型紙を作る。
問題はショルダーベルトの長さ
とベースに付けるベルトの矢印
の角度。
赤い矢印はイチかバチかで固定
にして、青い矢印は角度合わせ
の為に可動式にする。
ベースは厚めの革にして上から
薄めの革でベルトを挟むサンド
イッチ構造にする。
こんなんでええのか?
ベースの革の厚み。
結構な厚さ。
これくらい無いとたわんでしまって
使いモンにならんと思われる。
ベースの革は人工皮革の方が良いの
かもしれない。
仮止めしながら自分の肩幅と
胸板のサイズに合わせる。
ベルトのサイズは固定式なので
体型が変わるとキツくなったり
緩くなったりするのー。
今回は習作なのでショルダーベルト
に使うのはダイソーだ!(笑)
本皮ベルト使用なら最低でも二本で
2000円以上するが百均なら二本
でたった216円!(笑)
上から挟む薄い革はこのままで縫っ
たら段差が大きくベルトの端部分が
浮き出して目立ってしまい不格好に
なるので隙間を厚い革を切り出して
接着して埋める。
使い勝手の良い位置にDリングを
縫い付けて完成。
片側4個、両方で8個のDリング
を付けてみた。
吊り下げるのは拳銃では無い(あ
たりまえ)。
以前に作ったクソ重い財布とウォ
レットホルスターを吊るす。
試しに反対側にはカウンターウ
ェイト的にデカいモバイルバッ
テリーを吊ってみた。
どっちか片方だけでも使用には
問題は無いが、重いものほど
吊ると若干ずれる。
普通は左側に拳銃だけ吊るして
いるのがショルダーホルスター
の使い方か?
約一ヶ月間使ってみたが、意外に使い勝手が良い。
ミラーレス一眼を吊るしたりも出来るので出かける時は手ぶら
で楽だ。
特に春夏の上着を着ない時期には携行品を吊っておけばカバン
要らず。
ショルダーホルスターってのはズレて脱げ落ちるかと思いきや
全く脱げる事も無い。
百均のベルトを使うなら費用が約600円程度で作れるのもポ
イント。
百均のベルトは買うタイミングで色んなタイプがあって品質の
良いのも悪いのもあるので選択時に吟味した方が良い。
ショルダーホルスターは買えばいくらくらいするのか全く分か
らないし、サイズが合わないと最悪だろうと思う。
そのうち使っていると不満点が出てくるだろうから 次回は身体
に馴染む本皮のものを作り直すはずだが 暫くはこれを使ってみ
よう。
このショルダーホルスターを付けて町に出るとたまに二度見さ
れる事がある。
ワシゃ刑事じゃないっつーの(笑)
鴉丸(湯治専用バッグ)を作る [革細工]
豊富温泉に湯治に行くにあたって湯治専用バッグを作る事にしました。
・大容量
・汚れが目立たない
・強度がある
・水に強い
・汎用性が高い
ってのがコンセプトです。
と、いう事で本物のレザーではなくて
「FAKE LEATHER TAPE」という合成
皮革素材を使いました。
これなら本皮より水に強いと思ったから。
手芸店で売っております。
表
15mm幅X5mで、800円後半の価格。
一見、合皮には見えません。
裏
芸コマで裏地も皮革そっくりに出来ています。
ま、値段が高いだけあるな。
サイズはノートPCが入って湯治用具も入り、且つ
若干の収納スペースがある大きさ。
交差するように編み上げて行きます。
サイズが大きいので誤差が出やすいです。
バイカーズウォレットを作る [革細工]
ポッテガもどき [革細工]
かなり前に買った本。
この本。
なんでも、型紙があって初心者でも革財布が
作れるらしいのだ。
これが製作説明過程。
こんなこまい絵と文字が見えるか!
しかも、説明ベタで素人でこの財布
を完成させる事が出来る人は極々
少数と思われる。
しかも
説明文と製作工程写真が別のもの(笑)
舐めとる!誰か校正ってやらんのか?
そんな苦難に耐えながら作ります。
雑誌では型押しクロコの財布でしたが
ワシは革を15mm幅に切って表面を
格子状に組んで作ります。
一ますずつ接着剤で固定。
面倒・・・。
この作業は辛い。
雑誌についていた型紙をコピーして
ベースに使って切り出すんだけど、
微妙にサイズが会わんという・・・。
_| ̄|◯
なんやのん!
やっと微調整&小銭入れのジッパー縫い付け
が終わり。
作例では外周を糸で縫うだけだけど
ワシはレースでかがる。
革が厚くて大変。
ダブルステッチなのでこんな感じ。
で、完成。
ワシは知らんかったでどポッテガヴェネタ
ってブランドのと似ているらしい。
確認したらアッチは格子が斜めだった。
今流行のパクリ疑惑某デザイナーじゃない。
しかしポッテガって高いのう。
こっちは小銭入れサイド。
カード入れもある。
こっちがカード入れサイド。
札入れが二箇所あるんで千円札と
五千円・万札を別個に入れる事が
出来る。
免許証入れとスペアキー入れの隠し
ポケットもオリジナルで付けておいた。
バイカー風にウオレットチェーンを取り付け
る金具も付けた。
この財布は甥1の来年の誕生日として超
フライングであげた。
ま、習作なんで出来は今ひとつか・・・
(- -;)
黒錦野 [革細工]
パンチングレザーの端切れが安かったのでウエストリグを作ってみた。
こんなの。
ビラビラ(フリンジ)は錦野旦先生リスペクトで(笑)
上の画像との違いがわかりますかな?
以前に作ったバッテリーチャージャーを付けれる
ようにしております。
ワシはスマートフォンは持って無い。
ipodとガラケーの二台持ちなので 採寸して
これらを収納出来るようにした。
ファスナーを付けて小物も入れれるように。
ファスナーの取っ手は昨年ピンネシリの道の駅
でお土産として買った鹿の角を鳥の羽を使った。
巻取り式ライトニングケーブルでipodの
収納中でも充電可能。
夏の軽装時にポケットが異様に膨らまな
いのがよろしい。
こうして画像で見るとフリンジはVの字に切
った方がデザイン的に良かったかもしれん
なぁ。
フリンジに使った革は23年前に着ていたバック
スキンのベストをバラして使った。
このベストはお気に入りだったけどファスナーが
壊れたんで今回再利用した。
どういう形であれ再生出来たのは嬉しい。
扇子入れ・バッテリーチャージャー入れなど [革細工]
これを作ったのはだいぶん前になりますが・・・
扇子入れ
パンチングレザーで作りました。
裏
ジャンパーホックで何処にでも取り付けられます。
扇子はこんな感じで要が下に入れるようにして
おります。
一応、脱落防止に蓋付き。
これ、革製筒型バッテリーチャージャーケース
これもジャンパーホックで脱着可能式。
このバッテリーチャージャーはイザという時に
ライト付き。
意外に便利。
ケース収納時でもUSBコネクタが接続出来て
電源の取り出し可能。
こっちは10000mAバッテリーチャージャー用の
革製ケース。
革端切れセットの中に使い勝手が悪そうな模様の
パンチングレザーが入っていたので熱を持ち易い
大型バッテリーチャージャーケースに使用してみた。
裏
重いのでベルトに下げれるようにしております。
男はカバンとか持たないからね。
ケース収納時にも電源取り出し可。
こういった感じ。
ケース収納時でもチャージャーに充電可能。
革細工の最初の方の作品なので随所の加工
が甘い。
チャージャー本体
結構、デカくて重い。
一応、脱着式です。
上手い下手は別にして自分好みのアクセサリーが作れるのはエエですわ。
リグを作る [革細工]
昨年の豊富湯治の時に革細工の道具を持って行っていたのに何ひとつ作らない
という体たらくだった。
今年は豊富に行かない分で空いた時間を革細工につぎ込んでいた。
簡単なモノから造り始める。
これはキーカバー。
キーホルダーにまとめる時には金属音
がしなくなるので良い。
ベルトに通して腰から下げるリグ。
ガラケーとiPodが入る設計。
上のファスナーは何でも入る小物入れ。
浴衣の帯対応。
今年は出る機会が無かった。
ファスナーには寛永通宝で六文銭。
これはワシの好きなキャラ
山田風太郎「銀河忍法帖」の雲母鉄平
をオマージュして。
革細工はオモロイ。
カルビー ポテトチップス
「これって?大トロ味」
この意欲は認めるけど味の再現度は30点。
ガンバレ!カルビー!