なるほど解る [#11 [Le Petit Prince]休止中]
「星の王子さま」で王子さまが自分の星で日の沈むさまを椅子の位置を幾度と無く変えて何回も
見ているというくだりがあった。
特に秋の日没というのは感慨深いものがある。
#11 「Le Petit Prince」 [#11 [Le Petit Prince]休止中]
#11 「Le Petit Prince」 始めます [#11 [Le Petit Prince]休止中]
ミニちゅあ作品第11作目は「Le Petit Prince」(邦題 星の王子さま)です。
以前から作る気はあったのですが、何やかんやで先延ばしになっていましたけど、ついに着工する
事にしました。
基本的には こういうモノを作ります
Le Petit Princeが住んでいる小惑星B-612です
この惑星は見る度に姿が微妙に違うのですが、私の脳内イメージで作り
たいと思います
惑星の地形レイアウトはこの絵が一番分かり易いでしょう
とりあえず用意したモノ
まだ足りないのでおいおい買い足します
惑星本体はアクリル製の球体です
透明の玉なのですが・・・
作業の都合を事を考えてサンドペーパーをかけておいて細かな傷を
作り不透明にしました
ざっくりとレイアウトしてみます
鉛筆で地形などを書き込みます
メルカトル図法で正しい地図を描きたい
更に
3ヶ所ある火山を盛ってみてイメージを調整します
大活火山
中活火山(コンロ的役目)
とんがり休火山
大火山
ここは17本の柱と線で「柵」があります
危険なので立ち入り禁止!
って事ですね
オマケ
かなり前の某社のCM
これって星の王子さまをパクってませんかね?
あ、言い方悪いか・・・
模倣?
いっしょか(^_^;)
ん~~~~~
Le Petit Prince prologue [#11 [Le Petit Prince]休止中]
えと、今回からミニチュアにて「Le Petit Prince」 邦題「星の王子さま」 を製作してみようと思います。
正直言って、読む前はこの物語をナメていました。どうしても、幼児用の物語にしか思えなかったのです。多分、原因は コレ のイメージでしょう。(苦笑)
しかし、以前運営していたブログで あるブロガーさんに この物語の1フレーズをコメントで頂いた事があったのです。 その時、この物語を調べて 本を借り、そして読んでみたのです。 その内容は童話に域ではありませんでした。もはや哲学的と言い表しても良い深い内容だったのです。
作者のアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリが大人を風刺して、大人の為に書いた物語だと思いました。こんな感じの話が駄目な人は2ページ目くらいでもう読まないと思いますが、何かを感じる人が読めば「ハマる」という両極端な話だと思います。 この「星の王子さま」という物語の存在だけは知っていて内容まで知っている人は果たしてどれ位いるのでしょうか? 面白い作品なので暇な時にでも読む事をお勧めいたします。図書館に行けば無料で貸出しをしてもらえますので 是非どうぞ。
さて、ミニチュア化するにあたって 最大の問題があります。それは どの場面を作るのか?という事。
作者本人が書いた挿絵が多数ありますが、ストーリーテラーの飛行士本人は描かれていません。 なので、私の印象的な王子の居た星での場面を作ってみたいと思います。
だが、「一体どのように表現するのか?」が問題。 出来れば、王子が故郷の星から旅立つ原因となった あのバラを一緒に立体化する事が出来れば・・・と思います。
で、結論。
王子の故郷の星「B-612」を丸ごと作る事に挑戦。
そこで、B-612を構成する要素を書き記しておきます。
* 王子本人
* B-612本体(一軒家とほぼ同じ大きさ)
* バラと覆いガラス(ついたては状況を見て)
* 水やりの為のジョウロ
* ヒザの高さほどの活火山2つ(一つは周りに柵を作る)と休火山1つ
* すす払いの為の長いハケ
* 休火山に被せるラッパ型の帽子っぽいモノ
* 火山で炊事をする為の炊事道具
* バオバブの芽をいくつか
* それを取り除く為のシャベル
* 夕日を見る為の椅子
* 一重の花びらの花を幾つかと穂の付いた植物を適量
以上が再現に必要なモノです。
はっきりいってフルスペックのアイテムです。
これらを作るのは なかなかハードルが高いです。
上記のモノに 以下の要素を出来れば取り入れたい。
* 活火山は発光
* 音楽なんかがあれば良いと思う(オルゴールとか)
* イメージで飛行機などを
* 完成後はケースに入れたい
と、課題が山ほどあります。 ホンマに出来るんか?と自分でも思っていますが・・・。
王子さま、見る度に髪型が違うし服装も若干違うな・・・
この作品は気分の乗った時にしか製作しませんので、完成のメドが
全然つきません。
あまりの難易度に途中で頓挫する可能性が濃厚ですので その折に
は半笑いで見逃してやって下さいませ。
なにせ、こんな事はやった事がありませんので、その辺はご了承下
さい。って期待している人も居ないと思いますケドね。
l'essentiel est invisible pour les yeux 「大切なものは、目に見えない」
続く。