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豊富温泉湯治番外編 博多の夜 [豊富温泉湯治 2012 春(2回目)]


 5月15日に豊富温泉での湯治が終了して広島に帰る羽田→広島の空路で異変が発生!

01.JPG これ、どっかで撮った時の雲


 何となく嫌な感じはしとったのですよ。

 どことなくモーニンググローリーを思わせる雲が不吉感を煽ります。





2.JPG そして、現在 広島空港は霧で着陸出来ないので霧が晴れるまで着陸
 を見合わせしますとのアナウンスが・・・


 着陸のタイミングを図る為に広島空港上空をグルグルと旋回

 翼と地面の角度の位置関係を見るとかなり機体が傾いているのが
 お分かりか?



3.JPG この雲の構造の立体感!



 ちょい怖い






4.JPG 着陸を試みるも・・・



 この視界_| ̄|◯ ありえへん。

 結局、広島空港上空を小一時間ほど旋回して「この機は福岡空港
 へ着陸します」と・・・
 岡山でも宇部でも無く福岡空港?


 アタシ、さっきまで稚内に居たんですが?
 日本最北端から九州へ??? マジか?

5.JPG 
 機は福岡空港にはすんなりと着陸。

 

 画像は福岡空港前 
               ひ・人がおらん・・・





6.JPG 博多駅までの地下鉄乗車券と広島までの新幹線乗車券引き替え
 チケットを係員から渡される。
 これ、よく見ると期限は2日って書いてある。
 ちゅー事は明日まで有効だ。

 こーなりゃヤケクソ、(強制的に)日本縦断して流石にこのままでは
 納得いかんのでここは一発、福岡観光ツアー(強制オプション)を
 発動する事にしたのさ。



7.JPG 地下鉄内


 人、あんましおらん。

 実は地下鉄に乗るのは初めての経験。
 車窓から見える景色がツマラン。
 広島のチンチン電車の方がマシ。



8.JPG 博多駅到着

 なんや!人の居なかった豊富から一気に150万人都市福岡へ!

 到着1分で1ヶ月間豊富で見た人間を上回る数を目にする。

 ギャップ大き過ぎっス。




10.JPG 



 博多郵便局、イルミ管が切れてますよ。






11.JPG ぞくぞくと新幹線乗り場へ目指す人を後目に本日の宿を手配する。
 駅にあった総合案内所で宿泊の手続きをお願いして、インターネット
 接続の出きる部屋で一番安いトコとリクエストしたら素泊まり朝食無
 しで5800円とな・・・。
 朝晩2食&入湯券付の豊富温泉湯治パック(5500円)より全然高
 いですやん!
 納得いかんなぁ・・・

 ← これはホテルの廊下からの光景。



 重い荷物を持って指示されたホテルへ着いたと思ったら違うホテルだった。
 紛らわしいんじゃ!ホテルの名前が!似たような名前の場所ばっか。
 で、ヘロヘロになってチェックイン。

 飯じゃ!飯を食うのじゃ!
 博多まで来たら屋台のラーメンじゃ!

 早速博多の街へ「屋台のラーメン」を求めて繰り出す。
 大体の場所は博多駅の宿を手配してくれたねーさんに聞いていたので勘を頼りに歩きで移動。
 「川の横」という漠然としたうろ覚え情報で歩いていると何とか川を発見。
 でも、側に屋台なんて無いし、そもそも暗い。
 近くを歩いていたカップルに満面の笑みで訪ねると丁寧に屋台のある場所を教えてくれた。
 ここから「20分」という情報とともに・・・。
 「詳しい場所は口では説明しにくいので道々で尋ねた方がいいですよ」と言われる。
 確かに博多の道ってゴチャゴチャしていてわかりにくい。
 案の定、途中で分からなくなったので前を歩いていた地図を持っている旅行者風の女に聞いてみる事にし
 た。
 「すみません、道を聞きたいんですが」言うと、コヤツめは後ずさりしながら「イイですから、イイですから」と
 ジリジリと逃げて行く。
 何がイイですからじゃ!
 腹の立つ。助け合いやまともな会話も出来んやつは地図を持って一生その辺を歩いとれ!っつーの。
 で、気を取り直して今度は良い人オーラを発射している人を探る事にした。
 ロックオンしたのはホロ酔いサラリーマン二人組。
 道を尋ねると「よっしゃ!案内するけん一緒にラーメンを食べに行こうか!」という事になった。
 しかし、この人達って結構酔っぱらってるので自分の位置情報が曖昧で遠回り遠回りで屋台に辿り着くま
 でに1、5倍位の時間がかかった。(本人達談)
 その途中、年下の方のサラリーマンが広島に居たという事が発覚。
 広島駅裏にあるスーパーマーケットのナイスムラカミの話で盛り上がる。
 ここで一気に仲良くなって年上のサラリーマン(50歳)を「先輩」私が「◯っちゃん」年下のサラリーマン(43
 歳)を今ちゃんと呼びあう仲になった。
 なんじゃこの集団。
 さっきまでまるで知らない別人だったはずなのに。
 道々でポン引きに勧誘される今ちゃんにシモの方の「やる気スイッチ」が入ってしまったのかその手の店へ
 次第に興味をそそられる今ちゃん。
 先輩に「屋台よりちゃんとした店舗を構えたラーメン店の方が絶対に美味い」と言われるが、私は屋台で食
 べたいという主張はやはり譲れない。
 「じゃ、屋台でラーメンを食べるまで待っているのでどこかへ飲みに行こう」という二人の提案を丁寧にお断
 りしました。
 だって、この後って多分アノ手の店へ行くんでしょ?
 こちとら旅行者で更に病み上がりなので・・・。
 いつか又会う事があればご一緒させて下さいって握手してお別れしました。
 刹那的な出会いも面白いわ。

12.JPG 途中、こういう屋台もあった



 カクテルとか






13.JPG 
 おでん
 オムレツ
 スパゲティー
 ビーフシチュー

 凄ぇな、博多の屋台。




14.JPG さて、肝心の屋台のラーメンの話



 屋台は川沿いにかなりの数が出店してます。






15.JPG16.JPG



 こういった感じ






17.JPG で、本命の屋台のラーメンの味ですが・・・。

 思ったよりも美味くない。
 不味いわけじゃないんですがなぁ。
 やっぱり、先輩の話は正解だったようだ。

 ビール(中瓶)1本とお通し、ラーメンで1500円って高くねーのか?

 モヤモヤ感を残しつつ夜の天神を歩いてホテルまで帰る事にした。



 夜の天神はそりゃま~アナタ、凄い事になっとりますわ。
 ポン引き100人に声をかけられました。
 ワタシャあこんな都会よりも夜になると人っ子ひとり居ない豊富の方が性に合ってますな。

18.JPG コンビニで発泡酒と地域限定であろうスナック(久しぶり)を買って
 帰って食べた。
 こういうコンボって何ヶ月ぶりだろうか?

 昨日のこの頃は川島旅館の若旦那とサシで飲んでいたのに何で
 今、博多に居て一人で飲んでいるんだろうか?
 人生ってワカランもんだ。




 この後、追加ビールを買うために部屋を出たらインロックされてしまう。
 豊富温泉の宿に一ヶ月住んでいたのでインロックって概念が頭から無かったわ(^_^;)
 解錠してもらう為にフロントへ行き、ついでにネットが無線LANを介して繋がらない旨を告げるとこのホテル
 は貸出しモデムを使わないとネットに繋がらないとの事。
 メンドクサ。
 もう、寝ますわ。

 この時点では明日の予定なんてまるで考えずにいました。
  
 続く。
 

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