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ヘナヘナコラム : デキルコ ノ シンジツ [へなへなコラム]

私は以前 運営していたブログでコラムなんて書いてました。 そのブログは もう、跡形もなく消去したのですが せっかく書いたコラムを そのまま消してしますのも どうかと思いますので前ブログより再掲載します。

「この子は、やればデキる子です。」 学期末に先生が三者懇談で保護者に言う、よく聞くセリフである。
 この言葉は、聞く人の捉え方によって意味の変わる不思議な言葉だ。                                                                 
 この言葉、どう受け取りますか?概ねの保護者は 「そうか!ウチの子供はやれば出来るんだ」 と安堵すると思いますがいかがでしょうか? 家に帰って、子供に「おまえはやれば出来るのに、何でやらないんだ!」と叱ったとしても、子供がデキないのは子供の責任ばかりではありません。
 この言葉の裏側にある真実は、ズバリ こうではないでしょうか? 
「あなたのお子様は、能力があってもやらない子ですよ。」 
 「この子はやれば、デキる子」 と意味は同じなのですが、こう言われれば話にカドがたちますので、先生はオブラートにくるんで 「やればデキる子」 とあえて言うのではないでしょうか?
 もちろん、この世の中で頑張っても、少しも前進しない人間なんていないのですから 「やればデキる子」 という言葉自体、本当は意味は無いのかもしれません。
 むしろ 「やればデキる子」 の保護者の方が本人よりも危機感を感じていないといけないと思うし、子供にやらせる指導、環境を与えてやらなければいけないでしょう。
 先生からの謎かけの正答に辿りついた保護者のみが、今後の我が子の能力を成長させる為の見えないカギを得た事になるんではないでしょうか。
 その他にも、このコラムを見ているあなたが会社で「おまえはやればデキる社員なんだから・・・」と上司に言われたとすれば、真実は 「なんで、仕事をちゃんとやらないんだ コンチクショウ!」 と思われていると考えて、以後の会社での行動を改めた方が良いのかもしれません。
 言われる人はいないとは思いますが 何より怖い言葉は 「あなたは、頑張っても、もう成長する事が出来ません。」 それは、あなたの能力を見限られているのですから 全く期待されていないと判断せざるを得ません。 上司、指導者に一番、言われたくない言葉です。

 「オレはやればデキる」 と自分に言い聞かせる分には素晴らしい効果があるのですが、他人から言われると全く逆の意味を成す言葉の一つなのではないでしょうか?
                            
「ヤレバデキル」 フシギナコトバ


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