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ざわざわした話 2 [おもひで]

 今回も高校の時の話。

 政治経済のスケミ先生(仮名)がこう言った。

 おまえ達のような時にちゃんとしておかないとイカン。
 「鉄は赤いうちに打て! と言うだろ」


 生徒達 「ざわざわ・ざわざわ」


 その授業が終わって休憩時間中にみんなが話した。
 「アレって赤いうちじゃなくて熱いうち じゃない?」
 中には「いや、赤いで間違いない」というヤツもいて大混乱。
 結局、確信が持てない者が多くなって「熱い派」と「赤い派」が半々に分かれるという自体になった。
 
 「熱い」ですやん。

 この先生は後に校長の地位にまで出世したとの事だ。
 冷めた鉄は冷たい。


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