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左 右 [漢検(準一級)に挑戦]

 恥ずかしい。


 そのひとを知る手掛かりとして、一番分かるのは本人に会う事。
 ネットが普及した現代では 会った事もないそのひとを理解するにはメールやブログ、ホーム
 ページの文面である程度は判断出来る。
 全く知らないひとを知るにあたって そのひとを知る手段として 「筆跡」がある。
 筆跡は犯罪などで個人を特定する手段として鑑定でも使われるように そのひとの分身だろう。
 文字を書くひとは それなりに勉強している筈なので字が上手い事が多い。
 逆に文字が下手なひとは 勉強をしていないか言葉に無頓着な人生を過ごして来たのだろう。
 私は後者。
 
 ここで恥ずかしい話をしよう。
 「右」と「左」の書き順を知っていますか?
 同じように見えて この字は書き順が違うのです。
 私は知りませんでした。教えて頂いたとしても全く覚えていませんでした。
 小学校1年生で習うような この漢字の書き方も知らない自分に情けなさを覚える。
 漢字の読みなら まぁ、普通のひと程度は読めるのだが 書けと言われると全く書けない。
 線が一本足りなかったり、「へん」や「つくり」が違っていたりする。
 情けなや。
 字が上手い下手を問う以前の問題である。
 私は「運」や「手相」、「占い」などはこれっぽちも信じないが 「言霊」は信じる。
 ひとが書いた文章にはそのひとの想いが表されているから。
 本気で書く文章として恋文がある。
 それを貰った時も 相手が誰であれ上手い下手は別にして とても丁寧に、出来うる最高の
 字体で書いてあった。(当然、自分が出すときもそう)
 ITが普及した今だからこそ、もっと「字」を見直さなくてはいけない気がする。
 その為には「漢字」を知る。そして、自分を表現出来る綺麗な字を書く事が必要だ。
 全く知らない人に 本人が居なくてもまず最初に「人となり」を伝える手段。
 それが「肉筆」だ。
 一芸は万芸に通ず。
 上手な字を書く事で人間に厚みが出ると信じる。
 バカボンのパパよりも一つ年上なのだが、バカ田大学に入学する事さえ出来ないだろう。
 考えないとイカン。

 


 占いや手相に左右される人は自分の人生のマイナスを誰かの責任にしたい人だろう。
 「あの人がああ言ったから・・・」と責任逃れする為の材料。
 人生は自分のもの。
 上手く行こうが失敗しようが、自分の思った通りに自信を持ってやりゃあいい。
 成功したら喜んで、失敗したら反省して次回に活かす。
 生きるなんてそんなもん。
 ひとは幸か不幸か70年以上の寿命を与えられたんだから、そうしてりゃ終いにゃ
 あ 今よりもちったあ良くなんだろ。
 むしろ「平均的な生き方の方が価値が無い」と転化出来りゃしめたもんだ。



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