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TARC値でみる豊富温泉湯治結果 [アトピーとか]

 ちょっと遅くなったけど、豊富温泉で湯治してどう変化したのかを数値で示しておきます。

 昨年末に調子が悪い時、血液検査をした結果TARC値は8080でした。
 その後、もっと調子が悪くなって最終手段として北海道の北端付近まで行くまでに追い詰められて12泊13
 日の湯治を行った。
 この期間で肌の炎症は驚くほどに改善されほぼ消失したかに見えたけど、湯治後約1週間して血液検査を
 した結果のTARC値は6963だった。
 あれだけ肌の状態が良くなったにもかかわらずTARC値は1117しか下がっていなかった。
 自分としてはアトピーとして重症判定されるTARC値の450以下になっているものと思っていたのに かなり
 ショックだった。
 帰宅後一週間後が花粉症の時期だった事もありアトピーも徐々に悪化を始めてひと月後には再度 関節を
 曲げるのも大変な状態まで悪化した。
 ここで覚悟して今年の前半は体調の復活に全てを捧げる事にして一ヶ月間を豊富温泉で湯治する事にした。
 今回も快方に向かって行き湯治後にTARC値を計測したら1383まで下がっていた。

 01.JPG

 湯治期間は長ければ長いほど効果はあるものなのか、と感じた。
 しかし、一見身体に炎症が無くても「TARC値は450を超えると重症判定」とされる点から見て 寛解レ
 ベルにはなっていない。
 考えられる要因は親知らずの詰め物が取れたのを放置している点と過敏性腸症候群及び機能性胃
 腸症の症状が完治していない事だ。
 炎症に反応してTARC値が変動する事を思えば、現段階ではこれ以外の要因は無いと思える。
 過敏性腸症候群と機能性胃腸症は湯治期間中後期には全くその症状が出なかったので、TARC値に
 関与する要因であったとも言える。
 帰郷後に 最悪期程ではないにしろアトピーが悪化したのに伴い、この症状がぶり返してきたのでアトピ
 ーとの因果関係は濃いと思われる。
 一回目、二回目と湯治を重なる事で全く症状が出なくなったきれいな皮膚が増えてきているのも事実で
 あり 湯治回数を重ねるごとに寛解に近付くという可能性もゼロでは無い。
 まぁ、寛解までに何度湯治に行けばいいのか分からないし、根本的な要因を排除出来ればそもそも
 「湯治」という行動もしなくてもいいのだが、このような対症療法で寛解が出来るほど甘いものではない
 のが「アトピー」だ。
 やはり、あらゆる意味において今の自分に出来る事を模索しつつ「寛解」というゴールを目指すのが目
 標だ。

 今回はTARC値に絞った話をしたが、ちょっと前までアトピーの症状判定に大きな指標とされた好酸球
 の数値の変化もアップしておく。

 02.JPG

 回を追うごとに半減、半減を続けている。
 2回目の湯治後には好酸球は規定値の10.0%を大幅に下回る規定内の4.1%まで下がっていた。
 湯治中は食事制限などは一切しておらず、自分の判断でコーヒーやアルコールも飲んでいた。
 ただ、ジャンクフードや甘味料の入ったジュースなどは一切摂取していない。

03.JPG これは湯治直後の5月18日の画像


 湯治前は炎症が酷い場所のひとつだったけど、湯治後には多少
 は肌が褐色になったもののキレイになっていた。


 しかし、今回も湯治後2週間を過ぎた辺りからアトピーが復活し始
 めてきた。


 このままではジリ貧状態になるのは目に見えているので 今回は
 豊富温泉に行かないで手を打つ事にした。


 その話は次の機会に。




 余談
 2月に12泊した時と4月中旬から1ヶ月の湯治をした結果が同じようなレベルの肌の改善具合だった。
 単純に考えれば一ヶ月居た時の方がすこぶる肌の状態は良くなる筈なのにこれは不思議。
 と、考えてみれば4月の時のふれあいセンターの温泉の質は「薄い」気がした。
 今回の入浴中に同じ事を思った人がいて 今回は入浴後の肌着が油臭くならない、そして油で肌着が黄
 色くならない という話が複数の人と一致した。
 常連の人の言うところによると「ふれあいセンター」はちょっと前にポンプか何かの点検のようなものを行
 った後から湯に含まれる油分が少なくなってしまったらしい。
 この話の信憑性は高いとは思うが、どっちにしても湯治の時期によっては湯治効果が出るまでの期間が
 長くなる可能性もある(逆に短くなる可能性もあるといえる)
 



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